もらった胡蝶蘭の飾り方・お手入れ|会社・お祝いで届いた一鉢の扱い方

会社の受付に飾られた白い大輪の胡蝶蘭

会社の開店祝いや、役員ご就任のお祝いで、受付に胡蝶蘭が何鉢も届いた——総務のご担当者として「これ、どう扱えばいいのだろう」と手が止まった経験はないでしょうか。置き場所、ラッピングを外すかどうか、水やり、立て札、送り主へのお礼、そして飾り終えたあとの片付けまで、迷うところはいくつもあります。

ご安心ください。胡蝶蘭は見た目よりずっと丈夫で、押さえるべき点はわずかです。この記事では、もらった胡蝶蘭を「飾る・保つ・片付ける」までを、総務のご担当者の目線で順に整理します。

この記事で分かること

  • 届いた胡蝶蘭の置き場所と、複数並ぶときの飾り方
  • ラッピングは外すか、つけたままか(映えと花持ちの考え方)
  • 飾っている間の、いちばん簡単な手入れ(水やり)
  • 立て札をいつまで飾るか、送り主へのお礼のマナー
  • 飾り終えたあとの片付け方(福岡市内は当店の回収もご案内)

もらったら、まずどこに飾る

胡蝶蘭が届いたら、まずは飾る場所を決めます。来客の目に触れる受付・ロビー・応接室が定番です。お祝いをくださった相手への礼儀としても、人目につく場所に飾るのが基本になります。

置き場所で気をつけるのは2つだけです。直射日光が当たる窓際を避けること、エアコンの風が直接当たる場所を避けること。胡蝶蘭は強い日差しと乾いた風が苦手です。室内の明るい日陰がいちばん長持ちします。複数の鉢が届いた場合は、高さや向きをそろえて並べると、受付全体が整って見えます。

ラッピングは外す?つけたまま?

意外と迷うのが、鉢を包んでいるラッピングを外すかどうかです。これはどちらが正解ということはなく、何を優先するかで決めていただくのがよいと考えています。

見栄えを取るか、花持ちを取るか

  • 見栄え・贈り主のお気持ちを優先するなら → つけたまま。華やかなラッピングは、お祝いの場に映えます。送ってくださった方の演出をそのまま活かす形になります。
  • 花の持ちを優先するなら → 外す。ラッピングを外すと風通しがよくなり、株が蒸れにくくなります。長く楽しみたい場合はこちらです。

実際にさまざまな会社へ伺うと、ラッピングをつけたまま飾っているところが多いのが現状です。お祝いの華やかさを大切にされてのことでしょう。どちらが良い悪いではありませんので、最後は皆さんのさじ加減で決めていただいてかまいません。

飾っている間の、いちばん簡単な手入れ

胡蝶蘭の手入れは、難しく考える必要はありません。総務のご担当者が片手間でできる範囲で十分です。覚えておくのは、水のやりすぎが最大の失敗だということ、これだけです。

胡蝶蘭は乾燥に強い植物で、毎日の水やりは要りません。鉢の中の水苔が乾いてから、コップ一杯ほどの水を株元に与える程度で十分です。目安は週に一度ほど。受け皿に水をためたままにすると根を傷めるので、与えすぎないことだけ気をつけてください。

注意: 花びらには水をかけない

水やりは株元(鉢の中)に与えます。花びらに直接水をかけたり、霧吹きを花に向けたりするのは避けてください。とくに花びらに文字や絵柄を施した化粧蘭などは、花に水をかけないことが大切です。これは特別な仕立てに限らず、胡蝶蘭のお手入れの基本です。

立て札はいつまで飾る

お祝いの胡蝶蘭には、贈り主名や「祝 御開店」などの立て札が添えられています。立て札はお祝いの期間中、花が見頃のあいだは飾っておくのが基本です。開店祝いなら開店から1〜2週間ほど、花が美しいうちは飾っておき、花が傷んできたタイミングで外す、と考えるとよいでしょう。

立て札は、誰から贈られたかを来客に示す役割もあります。取引先からのお祝いであれば、その関係を示すうえでも、見頃のあいだは飾っておくと丁寧です。

立て札の冠文字や連名、敬称の正しい表記でご不安があれば、お気軽にご相談ください。ご自身が贈る側になったときにも役立つよう、書き方の基本を専用ガイドにまとめています。
(胡蝶蘭専門店ギフトフラワー スタッフ 井上)

立て札の書き方は胡蝶蘭の立て札の書き方完全ガイドで詳しく解説しています。

送り主へのお礼のマナー

胡蝶蘭をいただいたら、送り主へお礼を伝えます。法人の場合は、届いたその日のうちに、まず電話かメールで一報を入れるのが基本です。「無事に届きました、ありがとうございます」という第一報の速さが、丁寧な印象につながります。

そのうえで、改めてお礼状を送るとより丁寧です。お祝いの種類や相手との関係に応じて、書状か礼状メールかを選びます。お礼の中で、花を受付に飾っている様子などを一言添えると、贈り主にも喜ばれます。

取引先の開店祝いで胡蝶蘭が10鉢以上届いて、置き場所と水やりに困りました。問い合わせたところ「丈夫だから週一回、乾いたら株元に少しで大丈夫」と教えていただき、肩の力が抜けました。お礼状のタイミングも相談に乗っていただけて、総務として本当に助かりました。
(2026年・福岡県・法人 総務ご担当者様)

花が終わったら|お役目を終えた胡蝶蘭の片付け

花が一通り咲き終えたら、胡蝶蘭はお役目を終えます。胡蝶蘭は条件が合えば再び咲かせることもできますが、会社で何鉢も管理するのは負担が大きいため、無理に再開花を狙う必要はありません。見頃を終えたら、気持ちよく片付けるのがよいでしょう。ご自宅などで個人的に育てる場合は、もう一度咲かせる「二度咲き」に挑戦することもできます。切る位置やその後の管理は胡蝶蘭の花が終わったら|二度咲きと花後の育て方で詳しく解説しています。

片付け方は、お住まいの自治体のルールに従って分別するのが基本です。鉢(陶器・プラスチック)と植物、用土で分け方が異なる場合がありますので、自治体の案内をご確認ください。数が多く、ご自身での処分が負担な場合は、園芸店などに相談する方法もあります。

福岡市内の法人のお客様へ|飾り終えた胡蝶蘭の回収を承ります

大量の胡蝶蘭の片付けは、総務のご担当者にとって大きな負担です。福岡市内の法人のお客様には、当店が飾り終えた胡蝶蘭・観葉植物の回収を承っています。処分にお困りの際は、お気軽にご相談ください。詳しくは福岡市内の鉢回収サービスのご案内をご覧ください。

もらう側から、贈る側になったら

総務のご担当者は、胡蝶蘭をいただく機会が多い一方で、自社から取引先へ贈る側になる場面も少なくありません。開店祝い・就任祝い・周年記念など、お祝いの場面は折にふれて訪れます。

もらった経験があるからこそ、「飾りやすく、長く美しく保てる一鉢」「立て札の表記が正しく整った一鉢」が、贈り先にとってどれだけありがたいかが分かります。贈る側になったときは、品質の確かな一鉢を選ぶことで、相手の総務ご担当者にも喜ばれます。

よくあるご質問

もらった胡蝶蘭はどこに飾ればいいですか?

来客の目に触れる受付・ロビー・応接室が定番です。お祝いをくださった相手への礼儀としても、人目につく場所に飾るのが基本です。直射日光が当たる窓際と、エアコンの風が直接当たる場所だけは避けてください。室内の明るい日陰がいちばん長持ちします。複数の鉢が届いた場合は、高さや向きをそろえて並べると整って見えます。

ラッピングは外した方がいいですか?

どちらが正解ということはなく、何を優先するかで決めてください。見栄えや贈り主のお気持ちを優先するならつけたまま、花の持ちを優先するなら外すと風通しがよくなります。実際にはつけたまま飾っている会社が多いのが現状です。お祝いの華やかさを大切にされてのことですので、最後は皆さんのさじ加減で決めていただいてかまいません。

水やりはどうすればいいですか?

毎日の水やりは要りません。鉢の中の水苔が乾いてから、コップ一杯ほどの水を株元に与える程度で十分です。目安は週に一度ほど。水のやりすぎが最大の失敗なので、受け皿に水をためたままにしないことだけ気をつけてください。花びらに直接水をかけたり、霧吹きを花に向けたりするのは避けてください。

立て札はいつまで飾ればいいですか?

お祝いの期間中、花が見頃のあいだは飾っておくのが基本です。開店祝いなら開店から1〜2週間ほど、花が美しいうちは飾り、花が傷んできたタイミングで外すとよいでしょう。立て札は誰から贈られたかを来客に示す役割もあるため、取引先からのお祝いであれば見頃のあいだは飾っておくと丁寧です。

送り主へのお礼はどうすればいいですか?

法人の場合は、届いたその日のうちに、まず電話かメールで「無事に届きました」と一報を入れるのが基本です。そのうえで、改めてお礼状を送るとより丁寧です。お礼の中で、花を受付に飾っている様子を一言添えると、贈り主にも喜ばれます。お祝いの種類や相手との関係に応じて、書状か礼状メールかを選んでください。

飾り終えた胡蝶蘭はどう片付ければいいですか?

お住まいの自治体のルールに従って分別するのが基本です。鉢(陶器・プラスチック)と植物、用土で分け方が異なる場合がありますので、自治体の案内をご確認ください。数が多く処分が負担な場合は園芸店などに相談する方法もあります。なお福岡市内の法人のお客様には、当店が飾り終えた胡蝶蘭・観葉植物の回収を承っていますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。

まとめ

もらった胡蝶蘭は、見た目より丈夫で、扱いに神経質になる必要はありません。

  • 飾る → 受付・応接室に。直射日光とエアコンの直風だけ避ける。
  • ラッピング → 見栄えならつけたまま、花持ちなら外す。さじ加減で。
  • 手入れ → 週に一度、乾いてから株元にコップ一杯。やりすぎないこと。
  • 立て札・お礼 → 見頃のあいだは飾り、当日中にお礼の一報を。
  • 飾り終えたら → 自治体ルールで片付け。福岡市内は当店の回収もご利用いただけます。

そして、いただいた経験は、ご自身が贈る側になったときに必ず活きます。飾りやすく長く美しい一鉢が、贈り先にどれだけ喜ばれるか——その視点でお選びになると、お祝いがより気持ちよく伝わります。

胡蝶蘭の扱い・贈り方でお困りの方へ

胡蝶蘭専門店ギフトフラワーは、もらった胡蝶蘭の扱いから、贈るときの選び方・立て札のマナーまでご相談を承っています。福岡市内の法人のお客様には飾り終えた鉢の回収も行っています。お電話(092-980-5442)・メール(info@gift087.com)でお気軽にどうぞ。