胡蝶蘭を贈る前のマナー|失礼・タブーを避ける場面別の確認ガイド

失礼・タブー回避を解説する胡蝶蘭のマナーバナー

胡蝶蘭を贈ろうと商品を選びはじめて、ふと手が止まる。「目上の方に贈って失礼にならないか」「相手が喪中だけれど大丈夫か」「お見舞いに贈っていいのだろうか」——お祝いの花だからこそ、いざとなると小さな不安が次々に浮かびます。

先に申し上げておきたいのは、胡蝶蘭は本来、贈って失礼になる花ではないということです。むしろ目上の方や法人のご贈答にこそふさわしい、格のある花です。気をつけたい場面はごく限られていて、そこさえ押さえれば安心して贈れます。この記事では、迷いやすい場面を地図のように整理してご案内します。

胡蝶蘭は目上にも法人にも失礼にならない格の花です。気をつけたいのは次の5場面だけ——①お見舞い(鉢植えは「根付く=寝付く」で避ける)②弔事(白基調・表書きと時期が慶事と異なる)③相手が喪中・忌中(お祝いは時期をずらす)④本数と色の縁起(奇数立ち・赤一色は避ける)⑤宗教(弔事は表書きが変わる)。この5つを押さえれば、あとは安心して贈れます。

胡蝶蘭は本来「失礼にならない」格の花——むしろ目上・法人に最適

胡蝶蘭は古くからお祝いの花の最上格とされ、開店・就任・周年といった法人の節目で最も多く選ばれてきました。花持ちがよく1か月以上咲き続け、水やりの手間もほとんどかからない。香りや花粉がほとんどないため場所を選ばず、立て札で贈り主をはっきり示せる。これらは儀礼を重んじる相手ほど喜ばれる長所です。

「目上の方に花は失礼では」と心配される方もいますが、胡蝶蘭に関してはむしろ逆で、格上の相手への定番です。迷ったときは白の大輪を選べば、どんな相手・場面でも外しません。失礼を避けたいなら、まず白の定番から考えるのが確実です。

取引先の社長就任に、会社として胡蝶蘭を贈りました。目上の方に花でよいのか最初は迷いましたが、立て札に社名を入れて白の大輪をお贈りしたところ、後日とても丁寧にお礼をいただきました。格のある花だと実感しました。

——東京・商社 総務部担当者(年間40件規模の贈答担当)

STANDARD WHITE迷ったら失礼のない白の定番から
ご家族へのお祝いに届いた白の大輪胡蝶蘭3本立ち33輪

胡蝶蘭 白 3本立ち 33輪

22,000円(税込)

個人・親しい間柄のお祝いに。失礼のない入口の一鉢

目上の取引先へ贈る白の大輪胡蝶蘭3本立ち42輪

胡蝶蘭 白 3本立ち 42輪

33,000円(税込)

法人ご贈答の標準。目上・取引先にも外さない王道

重要な節目の式典に映える白の大輪胡蝶蘭5本立ち70輪

胡蝶蘭 白 5本立ち 70輪

55,000円(税込)

就任・周年・上場の重要な節目に映える格

気をつける場面①お見舞い——鉢植えは「根付く=寝付く」で避ける

唯一はっきり避けたいのが、入院中のお見舞いに鉢植えの胡蝶蘭を贈ることです。鉢が土に「根付く」ことが「寝付く」(病が長引く)を連想させるため、一般にタブーとされています。どうしても胡蝶蘭をという場合は、鉢ではなく切り花のアレンジや花束にするのが無難です。近年は生花の持ち込みを制限する病院も増えているため、贈る前に病院のルールやご本人・ご家族の都合を確認してください。

ただし、回復後の快気祝い・退院祝いには胡蝶蘭はむしろふさわしい花です。「しっかり根を張って元気になる」という前向きな意味になり、花言葉も「幸福が飛んでくる」と縁起がよいためです。送り先は退院後のご自宅が基本。お見舞いと快気祝いの違いや立て札の表書きは、専用の記事で詳しくご案内しています。

気をつける場面②弔事——白基調・表書きと時期が慶事と異なる

胡蝶蘭は弔事でもよく選ばれますが、お祝いとは作法が変わります。色は白を基調にし、立て札の表書きは「御供」などを用います。時期にも区分があり、四十九日の忌明け前は「御供」で仏式・神式・キリスト式のいずれにも使え、忌明け後の「御仏前」は仏式のみとなります。白基調であれば宗教の違いがあっても基本的に問題ありません。

注意したいのは、訃報に「供花辞退」「ご厚志辞退」とある場合は手配を控えること。また葬儀場は外部からの供花を受け付けないことも多く、その場合は後日ご自宅へお贈りします。家族葬では弔電のみが望ましい場面もあります。お供えの色・立て札・時期の詳細は、お供えの記事にまとめています。

取引先のご不幸で、会社として胡蝶蘭をお供えに手配しました。お祝いと同じ感覚で色や立て札を選びそうになりましたが、白基調で「御供」と入れるよう教えていただき助かりました。時期も忌明け前後で違うとは知りませんでした。

——福岡・建設会社 総務(弔事の手配を担当)

気をつける場面③相手が喪中・忌中——お祝いの時期をずらす

贈り先が喪中・忌中のときは、お祝いの胡蝶蘭は時期をずらす配慮が無難です。喪中はお祝い事を控える期間とされるため、開店祝いや就任祝いなどであっても、四十九日の忌明け後に改めて贈る、ご本人の様子を伺ってから手配する、といった形が安心です。お祝いの趣旨自体に問題はありませんので、タイミングだけを相手の状況に合わせて整えると角が立ちません。

判断に迷うときは、無理に急がず相手の状況を確認してからが基本です。どうしても日取りが決まっているお祝い(開店日など)と重なる場合は、立て札の文言を控えめにする、ご本人に一報を入れてから贈るなど、配慮の余地があります。手配のタイミングに迷われたら、当店にご相談ください。

気をつける場面④本数と色の縁起——奇数・紅白はよし、4/9本と赤一色は避ける

胡蝶蘭の本数は3本・5本・7本といった奇数が縁起がよいとされます。偶数は「割れる」「切れる」を連想させるため、お祝いでは奇数立ちが一般的です。とくに「死」「苦」につながる4本・9本は避けられ、当店でもご注文はほとんどありません。色は白が王道で、どんな相手にも外しません。赤を入れたいときは、赤一色は「赤字」を連想させるため避け、白の入った紅白(白赤リップ)を選ぶと縁起のうえでも安心です。

LUCKY COLOR縁起で選ぶなら——白と紅白
お祝いの王道として選ばれる白の大輪胡蝶蘭3本立ち42輪

胡蝶蘭 白 3本立ち 42輪

33,000円(税込)

白は全シーンで失礼にならない王道の縁起色

開店祝いに映える縁起の良い白赤リップの胡蝶蘭3本立ち

胡蝶蘭 白赤リップ 3本立ち 42輪

33,000円(税込)

紅白の縁起物。開店・周年のお祝いに映える

商売繁盛を願う金箔入りの縁起物の胡蝶蘭3本立ち

金箔蘭 3本立ち

33,000円(税込)

本金箔で商売繁盛を願う、縁起を重んじる贈答に

気をつける場面⑤宗教——慶事は白基調なら基本不問、弔事は表書きが変わる

お祝いの場面では、相手の宗教を過度に気にする必要はありません。白を基調にした胡蝶蘭であれば、仏式・神式・キリスト式のいずれの背景の相手にも自然に受け取っていただけます。配慮が要るのは弔事で、忌明け前は「御供」が三式すべてに使える一方、「御仏前」は仏式のみといった違いがあります。迷ったら白基調にして、表書きは「御供」を選んでおくと幅広く対応できます。文言の判断に迷うときは、当店で確認しながら手配しますのでご安心ください。

迷ったら——立て札の文言は発送前にメールで確認できます

失礼を避けるうえで最後に効いてくるのが立て札です。社名や肩書きの並び、連名の順番、慶弔での表書きの違いなど、迷いやすいところは当店で発送前にメールで確認しています。冠文字の選び方や書き方の手引きもご用意していますので、不安があればそのままご相談ください。

失礼にならないかと心配される方ほど、立て札の文言で迷われます。慶事と弔事で表書きが違う、連名は目上から書く、といった細かな点も、当店では発送前にメールで一緒に確認しています。書き方ガイドもありますので、お気軽にお声がけください。

——胡蝶蘭専門店ギフトフラワー スタッフ 井上

胡蝶蘭を贈る前のマナーについてよくあるご質問

胡蝶蘭は目上の方に贈っても失礼になりませんか?

失礼にはなりません。胡蝶蘭は古くから格の高いお祝いの花とされ、目上の方や取引先、法人のご贈答にこそふさわしい花です。花持ちがよく手間がかからず、立て札で贈り主をはっきり示せる点も、儀礼を重んじる相手に向いています。むしろ目上の方への定番として広く選ばれています。

お見舞いに胡蝶蘭を贈ってもよいですか?

入院中のお見舞いには、鉢植えの胡蝶蘭は「根付く=寝付く」を連想させるため避けるのが無難とされています。一方、回復後の快気祝い・退院祝いには「しっかり根を張る」という前向きな意味になり、ふさわしい花です。詳しくはお見舞いの記事でご案内しています。

相手が喪中のとき、開店祝いなどの胡蝶蘭を贈ってもよいですか?

喪中はお祝い事を控える期間とされるため、相手が喪中・忌中の場合はお祝いの胡蝶蘭は時期をずらす配慮が無難です。四十九日の忌明け後に改めて贈る、ご本人の様子を伺ってから手配するなど、相手の状況に合わせてご検討ください。

胡蝶蘭は何本立ちが縁起がよいですか?

3本・5本・7本といった奇数が縁起がよいとされ、お祝いでは奇数立ちが一般的です。「死」「苦」を連想させる4本・9本は避けられ、当店でもご注文はほとんどありません。色は白が王道で、赤一色は「赤字」を連想させるため、赤を入れる場合は紅白(白赤リップ)を選ぶと安心です。

お祝いと弔事で、胡蝶蘭の贈り方は何が違いますか?

色と立て札の表書き、贈る時期が異なります。お祝いは白を中心に紅白や色物も選べますが、弔事は白を基調にします。表書きはお祝いが「祝 御開店」など、弔事は「御供」などを用い、忌明け前か後かで作法も変わります。白基調であれば宗教の違いがあっても基本的に問題ありません。

失礼のないお祝いに選ばれる胡蝶蘭

用途で選ぶなら——白の胡蝶蘭開業・開店祝い白赤リップ(紅白)から。立て札の文言は立て札の書き方ガイドでご確認いただけます。