紅白幕、紅白まんじゅう、紅白の水引——日本のお祝いの色は、昔から紅白と決まっています。その紅白を一鉢で表現できる胡蝶蘭があります。白い花びらの中心(リップ)だけが紅色に染まる「白赤リップ」です。染色ではなく品種そのものの色で、定番の白に祝意をひとつ上乗せした贈り物として選ばれています。
白赤リップは「一鉢で紅白」の縁起物。白の格式はそのままに、花の中心の紅色が祝意をまっすぐに伝えます。開店・周年・上場といった慶事に「白では物足りない、でも奇抜にはしたくない」というとき、ちょうどいい答えになる色です。この記事では、白赤リップの実態と選ばれるシーン、注文時の注意点をご案内します。
白赤リップとは|天然の品種が生む紅白
白赤リップは、花びら全体は白く、中心のリップと呼ばれる部分だけが紅色になる胡蝶蘭の品種です。エレガンスシリーズのような染色仕立てではなく、品種そのものが持つ色のため、花ごとの紅の入り方に自然な表情があります。
遠目には端正な白の胡蝶蘭、近づくと一輪一輪の中心に紅——この距離による見え方の変化が白赤リップの持ち味です。お祝いの会場で白い胡蝶蘭が並ぶなか、奇抜さなしにきちんと違いが伝わります。
豆知識:なぜお祝いは紅白なのか。
紅白の由来には諸説ありますが、紅は赤ちゃん・誕生、白は別れ・旅立ちを表し、合わせて人生そのものを意味するという説や、ハレの日の色として定着したという説が知られています。いずれにせよ、紅白が慶事の色であることは日本中どこでも通じる共通認識です。だからこそ白赤リップは、説明のいらない縁起物として機能します。
紅白が選ばれるシーン
① 開店・開業祝い。商売の門出に紅白はまっすぐな取り合わせです。白が並ぶ会場で、近づいた人だけが気づく紅——派手にせず差をつけたい贈り主に選ばれています。開店祝いの全体は開店祝いの胡蝶蘭の記事でご案内しています。
② 周年祝い・上場祝い。節目の祝意を強調したい場面に紅白はよく合います。30周年・50周年といった大きな節目や上場のお祝いでは、5本立ちの白赤リップがひと目で「ハレの日の花」として伝わります。周年の贈り方は周年祝いの胡蝶蘭の記事をご覧ください。
③ 紅白を好む固定のお客様。当店の実感として、白赤リップは法人・個人を問わず「これがいい」と指名されるリピートの多い色です。一度贈って先方に喜ばれた経験から、その方の定番になっていくケースをよく見かけます。
初めて白赤リップを贈ったのは取引先の20周年でした。「紅白でめでたいね」と先方の社長がとても喜んでくださって。それからうちの周年祝いはずっとこれです。白だと他社と並んでしまうけれど、これは覚えてもらえる。
——大阪・卸売業 役員(周年祝いを中心に手配)白との使い分け|お急ぎ度で決まる
白赤リップと白の使い分けは、祝意の演出と日程の余裕で考えるのが実際的です。
| 判断軸 | 白を選ぶ | 白赤リップを選ぶ |
|---|---|---|
| 場面 | あらゆる慶弔に対応 | 慶事専用。祝意を強調したいとき |
| 見え方 | 格式の王道 | 白の格式+近づくと伝わる紅白 |
| お届け | 16時までの注文で最短翌日着 | 完全予約。日程に余裕があるとき |
納期と用途にご注意ください。白赤リップは完全予約のため、お届け日まで余裕を持ったご注文をお願いしています。開店日・式典日が決まったら早めのご予約が安心です。また紅白は慶事の色ですので、お悔やみ・お供えには使えません。お供えは白をお選びください。お急ぎの場合は明日間に合う胡蝶蘭の記事もご参考に。
紅白の胡蝶蘭とはどんな花ですか?
白い花びらの中心(リップ)だけが紅色に染まる「白赤リップ」という品種の胡蝶蘭です。染色ではなく品種そのものの色で、一鉢で紅白の祝意を表せる縁起物として、開店祝いや周年祝いなどの慶事に選ばれています。
白赤リップはどんな場面に向いていますか?
開店・開業祝い、周年祝い、上場祝いなど、節目の祝意を強調したい慶事に向いています。遠目には端正な白、近づくと中心の紅が伝わるため、奇抜さなしに他の白い胡蝶蘭と差をつけられます。なお紅白は慶事の色のため、お供えには使えません。
白赤リップの納期はどれくらいですか?
完全予約のため、お届け日まで余裕を持ったご注文をお願いしています。開店日や式典の日程が決まり次第、早めにご予約いただくのが安心です。お急ぎの場合は、16時までのご注文で最短翌日着の白をご検討ください。
紅白の胡蝶蘭の価格はいくらですか?
当店では3本立ち42輪以上が33,000円(税込)、5本立ち70輪が55,000円(税込)です。開店祝いには3本立ち、大きな節目の周年や上場祝いには5本立ちが選ばれています。